人参の栄養成分と効能

 

人参の栄養成分と効能

 人参の栄養面では、緑黄色野菜の特徴であるカロテンの多さが特長の一つです。
にんじんのカロテンをビタミンAに換算すると、100g中4100IUもあり 、これは、1日の成人男子の必要量の2倍以上です。
 
   しかもカロテンは、生で食べるよりボイ ルしたり、油で調理した場合のほうが、ずっと吸収率がよくなるという利点がありま す。ビタミン摂取は生にかぎると、せっせとにんじんサラダを食べている人は、考え方を切り替えたほうがいいかもしれません。
 
   また、カロテンは皮の部分に多く含まれてい ますので、なるべく皮は捨てずに利用したいものです。
にんじん特有の甘みは、蔗糖とブドウ糖が含有されているからです。
カロチンのほかにもビ タミン類は、B1、B2、Cを少量含み、ミネラル類のカリウム、鉄、リンも豊富に含まれています。
 
    このうち、カリウムは余分な塩分を排出して、血管の内と外の浸透圧を調節することで血圧を安定させ、一方の食物繊維には便通を良くして、腸内の発ガン物質など有害物を体外へ出す働きがあります。
ただ、ビタミンCを酸化させる酵素アスコルビナーゼを含んでいるので、大根おろしとまぜたりすると、せ っかくの大根のビタミンCが破壊されてしまうので注意しましょう。根だけでなく、葉の部分にも栄養素が豊富に含まれています。
 
    たんぱく質は根の3倍、カルシウムは根の5倍、 脂質、含水炭素、鉄分などいずれも根より葉のほうが豊富に含まれています。スーパーなどで は葉つきのものは手に入りませんが、有機野菜を売る店などで手に入れた場合は、ぜひ捨 てずに食べたいものです。きざんでしょうゆ煮にしたり、妙め物や揚げ物にもよく、や わらかい若葉は、さっとゆでておひたしにしても、おいしく食べられます。
 
    にんじんを常食することで、かぜなどの細菌感染の予防になります。
これはにんじんに含 まれるカロテン(ビタミンA)が、のどや鼻の粘膜を丈夫にし、細菌に対して免疫力を高める効果があるからです。またカロチンには、血圧を低下させる効果があることも知られていま す。料理の形で毎日食べるのが難しいのであれば、ジュースにして朝昼晩、3食ごとに飲むと良いでしょう。高血圧がしだいに改善されてきます。カロテンに抗ガン作用があるともいわれています。これはビタミンAが、体内の物質の酸化や変質を防ぐ働きがあるからです。
 
   また、にんじんに含まれているリボフラビン(ビタミンB2)や葉酸にも 、抗ガン作用がありますので、毎日食べていれば、ガンの予防に効果を発揮します。人参に含まれるビタミンAは、夜盲症(トリ目)を改善し、視力の強化に役立ちます。また、肌をなめらかにする効果があるので、乾燥肌の人や皮膚の角質化が気になる人も、にんじんジュ ースを愛飲すると良いでしょう。
 
    にんじんにヨーグルトとハチミツをまぜてジュースを作れば 、口あたりもよく、おいしく飲めます。
また、にんじん1本とりんご1個を合わせたジュ ースにするのも良いでしょう。ビタミンAは、血中の脂肪が酸化することを抑えますので、高脂血症のある慢性肝炎に効果を発揮します。ビタミンAと鉄分は造血作用を促進させ、血行をよくするので、貧血ぎみの方は 、たくさん食べるようにすると良いでしょう。
 
    冷え性の方も、常食すると体が温まる効果を得られます 。にんじんの補血効果は、虚弱体質の人や疲労回復にも効力を発揮します。ただし、多量に食べすぎる と、手や顔が黄色くなることがあるので注意して下さい。葉を青汁にして飲めば、貧血の改善 にはいっそう効果が高まります。
にんじん葉だけでは飲みにくいので、小松菜や大根葉などとともに、くだものを加えて作ると良いでしょう。
 
 
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